床暖房のコストの意外な落とし穴!新築のときにしっかり検討した方がいいと思ったこと~わが家のエアコン更新記~

わが家もいつの間にか築17年目に突入しました。

これだけ経っても,それほど古びた感がないのはヘーベルハウスのいいところなのかな?と勝手に思っています。

しかし,住宅設備,特に電気関係の設備は次々と故障していきます。家電は耐用年数が10年が目安ですから仕方ありません。

今回の記事はその顛末記です。新築時に検討すべきと感じたことは最後の方に書いてありますので,途中を飛ばして読んでください。

また,近いうちに,そのための参考になることをまとめた記事を書きたいと思います。

この記事の項目

1.1台目のエアコン故障

2.何とその後半年で2台目が故障・・・。

3.夏を過ぎていよいよエアコン購入へ

4.今になって新築時にもっと検討すればよかったと思うこと。

5.最後に

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1.1台目のエアコン故障

わが家では新築時に4台のエアコンを設置しました。

おととしそのうちの1台である居間のエアコンが故障。

こういときは旭化成ホームズに連絡するとすぐに対応してくれます。ここもヘーベルハウスのいいところだと思っています。

点検してもらったところ,必要な部品を交換しても直らない可能性もあるとのこと。一応修理費の見積もりはいただきましたが,耐用年数から見ても買い換えた方がよいということでした。

なお,修理しない場合は点検代がかかってしまいます。

さらに,頭を悩ませたのが,そのエアコンが「隠蔽配管」だったこと。

新築時には,概観を損ねないから,と勧められてそうしたのですが,実は新しいエアコンに交換するのが,大変なんだそうです。

費用もかかるということで,その隠蔽配管を使わずに,新しく壁に穴を開けて設置した方がよいということでした。

なお,現在はこの隠蔽配管はあまり行われていないようです。

もし,設置を考えている方は,交換時のことを考えるとよいと思います。

いろいろ悩んだ末,どうせ壁に穴を開けるんなら,ということでリビングにエアコンを1台増設することにしました。

リビングにあるエアコンはダイキンの「ホッとクール」といって,床暖房とエアコンを兼ねたものを新築時に設置したものです。

しかし,冬は床暖房をしながら,エアコンも常時運転すると,かなり負担がかかり,電気代も高くつきます。本来は立ち上がり時だけエアコンを連動して使用する機種ですが,わが家は吹き抜けがあるため,床暖房だけでは,真冬には若干寒さを感じることがあるのです。

そこで,居間に設置する代わりに,リビングに増設することにしたのです。

もともと居間のエアコンはあまり使っていなかったので。

そして,ヘーベルハウスが年に何回か開催する「お役立ちフェア」に参加し,メーカーの方といろいろ相談しながら,吹き抜けのことなどを考慮して,5.0 kwの冷暖房能力の大きい機種を設置しました。

「お役立ちフェア」では,わが家の間取りなどを端末上で確認しながら メーカーの方と いろいろ相談できるのがいいところだと思います。

家電量販店で購入するとしたら,自分で説明するしかないですからね。

また,ヘーベルハウスの「お役立ちフェア」は購入価格が1割引になるのも特典です。

結局30万円弱で購入しました。

2.何とその後半年で2台目が故障・・・。

そして,その約半年後。真冬のまっただ中,水戸にしては珍しく雪の積もった1月中旬に,新築時リビングに設置した床暖房とエアコンを兼ねた「ホッとクール」が故障したのです。

このときもまた,旭化成ホームズに電話するとすぐ業者の方が来てくださいました。

そして,修理代が20万円近くかかりそうだということ,さらに年数が経っているので,修理してもあと何年使えるか保証できない,といわれてしまいました。

ショック!

さて,そこからまた旭化成ホームズの担当のNさんにお電話でいろいろと相談することになりました(いつもお世話になっています)。

このようなとき,Nさんはすぐわが家に来てくださいます。

新しい物と交換すると,いくらになるかお見積もりをいただきました。

同じ「ホッとクール」にした場合,そして床暖房だけの機種にした場合,2つの提案をいただきました。

特に同じ「ホッとクール」にした場合,50万円以上になるということで,ショックでした。

ついこの間30万円でエアコンを交換したばかりなのに・・・。

残念ながらわが家にそれほどのゆとりはありません。

どうしよう,と悩んだ結果,この夏の様子をみて判断することにしました。

去年リビングに設置したエアコンのスペックが高いため,夏の冷房はそれ1台で足りそうなので,新しい方は床暖房だけでもよいかもしれないと思ったからです。

3.夏を過ぎていよいよエアコン購入へ

夏を過ごしてみて,予想通り,昨年購入したエアコン1台で,大満足ではないものの十分だということはわかりました。

それで,どうするか。

悩んだ末,性能を少し落として4.0 kwクラスぐらいにして,30万年円ほどで購入できれば,と考えました。

冷房機能は,もともとが天井カセットでついているので,それがただの飾りになるのもなぁと思ったので,「ホッとクール」の方にしようと思いました。

そんなことを考えながら,また「お役立ちフェア」に足を運びました。

すると,担当のNさんが待ってくださっていて,メーカーの方を交えていろいろ相談することができました。

その結果,わが家に設置された床暖房に接続する配管の関係で,5 kwの方になること,床暖房のみにしても,10万円程度しか変わらないこと,エアコンのみを4kwに落とすことはできても2万円程度しか変わらないこと,などが分かりました。

悩みに悩んだ末,天井カセットのエアコン吹き出し口を飾りにするのももったいなく思い,思い切って5 kwの「ホッとクール」で契約することにしました。

予算は20万円ほどオーバーしてしまいますが,半年延ばしてボーナス1回分が入ったので,次のボーナスもつぎ込むことにして,やりくりすることにしました。

そんな様子を見てか,Nさんは,1割引からさらに勉強してくださって,ピッタリ50万円のきりのいいお値段にしてくださいました。

4.今になって新築時にもっと検討すればよかったと思うこと。

費用はイニシャルコスト,ランニングコストの他に設備更新費用も考えるべきだった!

新築の際,わが家の暖房をどうするか,ずいぶん検討しました。

蓄熱式の床暖房にするか,電気式の床暖房にするか,それとも,床暖房ではなくクレダなどの蓄熱式暖房機を設置するか・・・。

オール電化にするので,電気以外は考えませんでしたが,当時の担当のYさんと,そして東京電力のKさんにお骨折りいただいていろいろ調べてもらいました。

その結果,東京電力のKさんにご提案いただいた「ホッとクール」に決定しました。

このとき,床暖房の場合,イニシャルコストは電気式が最も安い物の,ランニングコストが高いこと,蓄熱式やホッとクールの場合,イニシャルコストは高いけどランニングコストが安いこと,などを比較検討しました。

いかし,そのときに,設備更新費用のことはまったく頭にありませんでした。

考えてみればエアコンの平均寿命は10数年。

そこで今回ようにまた買い換えなければなりません。

そのコストが50万円!

15年で更新と考えると,1年当たりのコストが何と3万円以上になります。

そう考えると「ホッとクール」は決して安くなく,かなり贅沢な設備だったと感じています。

例えば電気式と比べる場合,15年のスパンでイニシャルコスト,ランニングコスト,そして設備更新費用のトータルで考えるべきだった!

今回の記事は,エアコン更新の顛末記になってしまい,長くなったので,次の記事でトータルコストで比較するとどうなのか,ということを書いてみたいと思います。

5.最後に

○ 住宅設備の更新のときには,ヘーベルハウスの「お役立ちフェア」を利用すると安くてお得!

○ 新築時には,イニシャルコスト,ランニングコストの他に,設備更新費用も含めて検討すべし!

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